お弁当の卵焼き前日に作り置きしても大丈夫?

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お弁当の卵焼きは簡単そうで実は手間暇かかると思いませんか。
「前日に作り置きできたらどれほどラクなことかしら・・・」と思う人は多いのではないでしょうか。
しかし、卵は傷みやすい・・・というのが問題なんですよね(>_<)
そこで、お弁当の卵焼きを前日に作り置きするための、ちょっとしたコツを紹介します。
私もこの方法で、卵焼きを焼く時間が短縮できて、朝のお弁当作りに少しだけゆとりが生まれました♪

お弁当の卵焼き前日に作り置きしても大丈夫?

美味しさと衛生面から、お弁当の定番卵焼きは朝作る→冷ます→お弁当箱。
言うまでもなく、この流れが一番望ましい形です。

卵は傷みやすい食品と言われているし、衛生面から考えてみても【できるだけ当日朝作った方がベスト】といえます。
卵は加熱調理が始まった瞬間から菌が増えるとも言われますしね。
「しっかり冷まして、冷蔵庫で低温保存していたら大丈夫!」と油断はできません。

「でも朝は慌ただしいから夜に作った方が効率がいいのよね・・・(-_-)」という気持ちも、毎朝お弁当作りをしている人なら思う人も少なくはないでしょう。

そこで一番おススメは朝作ることなのですが、お弁当の卵焼きを前日に作り置きする方法、実はあるんです(*^-^*)
ポイントは【傷みにくい卵焼きを作る】【傷みにくい保存方法を守る】こと!
食中毒を避けるためにはとても大切なことです。

傷みにくい卵焼きの作り方

お弁当用の卵焼きの傷みを防ぐことは、普段食卓で食べているものとは別物です。
出来立ての卵焼きを食べるように、いつもと同じ作り方のものをお弁当に詰めてしまうとたちまち菌を繁殖させてしまうことにもなりかねません。
そこで、お弁当に最適な、傷みにくい卵焼きの作り方を紹介します。

中身が半熟でトロトロの卵焼き・・・ふわふわで柔らかくて子供が好きな卵焼きですが、この卵焼きはお弁当用としてはNG。
半熟部分をそのままでお弁当に詰めてしまうとそこから菌が増えていき傷みが早まってしまいます。
次の日にお弁当に入れようと思っているものであれば尚更半熟トロトロ卵焼きはNG。
次の日にお弁当に入れようと思うのであれば、しっかり火を通して、じっくり焼き上げることで食中毒を防ぐことができます。

また、作り置き卵焼きは水分を少なめにするのが更におススメ!
ふんわり柔らかくするために牛乳を入れたり、味付けに出汁を入れたりすることは我慢して、砂糖や粉末タイプの出汁で味付けしてみてはいかがでしょうか。

また、フワフワ卵焼きにする方法として”マヨネーズ”はおススメです。
マヨネーズに含まれる油分と酢が、たんぱく質の熱で固まる作用を和らげ、卵焼きが冷めてもふわふわ食感を保ってくれます♪

もう一つのコツは、卵をかき混ぜる時のポイント!
混ぜる時はクルクル箸を回すのではなく、真一文字に動かして黄身と白身をきちんと混ぜ合わせることで、しっかり中まで火が通った卵焼きになるんです!

そして当たり前のことですが、新鮮な卵を使うこと!
抗菌作用のあるわさびや刻んだ梅干しを混ぜても傷みにくい卵焼きになりますよ(*^-^*)

前日に作った卵焼きの保存方法

上記のように傷みにくい卵焼きを作ったうえで、しっかり保存し、お弁当に詰めていきましょう。

卵焼きの保存方法は、冷蔵保存だけでなく冷凍保存も可能です。
菌の繁殖や活動しにくさを考慮し安全面を第一に考えるとすると、?冷凍保存がおススメです。常温保存は絶対にNG×××

しかし、卵焼きの冷凍保存のデメリットとして【解凍した時に食感が悪くなってしまう】ということが挙げられます。
そのデメリット対策として【マヨネーズとお酢を入れる】
上記でも紹介しましたが、マヨネーズはフワフワ触感な仕上がりになりますし、酢は変色しにくくなるメリットもあるので是非試してみてください♪

卵焼きに限らずですが、食品の味を濃くすると保存性が増します。
しかし、卵焼きの場合は醤油やダシを多くするとその分水分が多くなってしまい、傷みやすくなってしまうので注意しましょう。
水分は最小限に抑えること!

ポイントとしては、片栗粉を少量卵と混ぜ合わせて焼くとしっかりした生地になってまとまりやすくなります。
そして、十分に焼いた状態を確認してから冷凍します。
卵焼きはしっかり粗熱をとり、一切れずつラップしてジップ付きの袋に入れて保存しておけば2週間は日持ちします。

そして、冷凍した卵焼きをお弁当に入れる際の解凍法です。
冷凍したままの卵焼きを保冷剤代わりにそのまま入れるのはおススメしません。
市販の冷凍食品は考えつくされた技術で自然解凍でも美味しく食べられるように作られていますが、一般家庭で作ったものは冷凍こそできるものの、急速冷凍ができるような業務用の冷凍庫の機能は備わっていないのがほとんどです。
家庭で前日に作り置きしておいたおかずは再加熱して殺菌させるべきでしょう。
レンジでチンして冷ましてからお弁当に詰めることで安心してお弁当を口にできます。
電子レンジの解凍機能などで10秒くらいずつ様子を見ながら解凍するようにしてください。

お弁当の卵焼き前日に作り置きしても大丈夫?まとめ

お弁当の卵焼きを前日に作り置きする方法を紹介しました。
朝の1分、1秒ってとても貴重な時間。
卵焼きって油断して目を離すと「焦げちゃった・・・」となりやすいので、簡単そうで実は時間と手間がかかってしまう料理なんですよね。

でも、今回紹介した方法は、【水分を極力減らすこと】【しっかりと火を通すこと】【保存は冷凍】この3点に気をつけることで前日に作り置き可能です。
この方法で、朝の大切な時間にちょっぴり余裕が生まれることを願っています☆