スポンジケーキの表面が焦げる原因は?失敗しないコツを紹介!

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いつもレシピ本通りに作っているのに「スポンジケーキの表面が焦げちゃう!」ということありませんか。
焦げてしまう原因はいくつかあるのですが、思ってもみない原因もあったり!?
そこでスポンジケーキの表面が焦げる原因と失敗しないコツを紹介します。

スポンジケーキの表面が焦げる原因は?

スポンジケーキの表面が焦げるであろういくつかの原因をあげてみます。

・分量通りに作っていますか?
・生地をオーブンに入れる前に空気抜きをしていますか?
・オーブンの温度確認はしていますか?
・加熱途中にオーブンは開けていませんか?
・出来上がる途中のスポンジを目で確認していますか?

この中に当てはまるものはありましたか?
もしも、この中に当てはまるものがあればそれが焦げる原因だった可能性大。
次の章でそれぞれについてのコツを紹介します。

スポンジケーキの表面が焦げないコツ!

分量通りに出来てる?

作りたいケーキの型とそれにあった分量になっていますか?
例えば4号サイズのケーキ型に6号サイズの分量を入れていませんか?
また、自分好みに砂糖の分量を変えることもケーキのふくらみに影響を与えてしまいますし、使用する卵がMサイズかLサイズか?でも変わってきます。

空気抜きはできている?

スポンジケーキを型に入れてからオーブンに入れる前には、必ず空気抜きを行います!
空気抜きをする理由は、焼きあがった生地の表面がへこんだり山にならず平面的な出来上がりにするためです。
空気抜きのやり方は【作業台から10㎝くらいの高さから平行に落とす】
この作業を1~2回するだけでケーキ型の中にある余分な空気が抜け、焦げのない平面的な表面が仕上がります。

オーブンの温度確認

ケーキの焼き作業に入る前にオーブンの予熱をすることはもちろんですが、設定温度や庫内の温度の確認をしっかりしましょう。
スポンジケーキを焼く場合は、ヒーターよりもオーブンの中の空気の温度でじっくりと中心部まで火を通して焼き上げ、そこから気泡の膨張を利用してふくらむので、最初の温度帯はとても重要なのです。
そして、スポンジケーキ生地を入れる際は、オーブンの庫内の温度を下げないように素早く入れるように開閉してください。

予熱温度については、焼く温度よりも10度ほど高く設定することをおススメします。
素早く開閉して生地を入れた場合でもオーブン内の温度はどうしても下がってしまうからです。
その際、生地をオーブンに入れてタイマーをセットする時は、もとの設定温度に戻すのを忘れないように!!

オーブンを開けない

焼きが足らないとオーブンから出してすぐにしぼんでしまいます。
焼きが足りない→再度オーブンに入れる→表面への過熱が多くなり表面が焦げる・・・となってしまうのです。

一般的な丸形ケーキを焼く場合、設定温度180℃前後の場合は焼き始めて20分はオーブンを開けて確認は絶対NGです。
生地にある程度火が通っていないと、せっかく膨らみ始めているスポンジ生地がオーブンを開けてしまうことでオーブン内の温度を急に下げてしまい膨らんだ生地がしぼんでしまう原因になってしまうのです。
最悪の場合、しぼんだまま膨らまなくなってしまうことも多くなります。

目視目安が大切!

焼き上がり付近になったら、オーブンを開けずに焼き色を確認します。
焼き色を確認して、まだ足りない(あと少し・・・という焼き色)ようであればあと数分焼き時間を延ばします。
焼き色が全然ついていない、またはつきにくいという場合には、数分焼き時間を延ばし、設定温度を10℃あげます。
温度設定ができるオーブンであれば、上火のみの温度を上げます。

オーブンの仕様を確認!

オーブンと言ってもメーカーによって仕様は様々。
一概にレシピ本通りにしても出来上がりがイマイチ・・・!?ということも多々あります。

実際のところ、スポンジケーキ作りに大切と言われる【余熱温度・焼き温度・焼き時間】を気を付けることで失敗の確率は低くなりますが、オーブンレンジによっては自動ケーキモードなどもある機種があるので、その場合は余熱は必要ありません。

知らずに余熱をしていたとしたら???焦げちゃいますよね(>_<)

レシピ本通りにしているのに焦げてしまう場合は、一度使用しているオーブンレンジの仕様を要確認です。

スポンジケーキ焼き上がりの確認方法

焼きあがったスポンジケーキをオーブンから取り出し、スポンジケーキ表面の中央部分触ってみます。
はねかえってくる弾力が感じられれば焼きあがった状態です!
この方法でよく分からない場合やイマイチ不安な場合は、中央部分に上から串を奥までさします。
出した串に生地がついていなければ、しっかり生地が焼けています!

もし焼けていない場合は、再度オーブンに入れて分刻みで焼いてみて確認を繰り返します。
この時点でケーキの表面の色がベストな場合は、焦げないためにアルミホイルを上にかぶせて焼きましょう。

スポンジケーキの表面が焦げる原因は?まとめ

スポンジ生地が焦げてしまった又は焼き色が濃い場合は、まず一番にオーブンの温度設定が高いことが考えられます。
この場合10℃ほど上火の温度をさげて試してみましょう。
レシピ本通りにしても、オーブンの仕様で全く同じ仕上がりにならないこともあります。
使うオーブンの特徴の違いで焼きムラがあったり、上火と下火のつよさにばらつきが出たりする場合があるので、型をオーブンのなかに入れる際には置く場所をずらしたり、設定温度を調節してみることで改善することがあります。