いじめ保険の補償内容や加入方法!保険料はいくら?

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いじめ保険の補償内容はどんなものなのか?
加入方法や各種プランの保険料について紹介します。

親としては、絶対にあってほしくない【子供のいじめ】
被害者だけでなく、加害者にもさせたくないと思うのは親にとっては当たりまえのことです。
しかし、このような保険ができるということは、実際増えている・・・ということなのかもしれないので、寂しくも感じます。

決して使いたい保険ではありませんが、万が一のための守り神としては安心かもしれません。

いじめ保険の補償内容

いじめ保険は2019年5月からエール少額短期保険より販売開始されました。
「いじめ保険」というのは通称で正式名称は「弁護士保険コモン」といいます。
この保険はその名の通り被保険者の親族がいじめの被害に遭った場合の弁護士への相談料が無料になる、といった内容が主な補償内容となっています。

エール少額短期保険は以前からこのような弁護士費用を補償する保険を販売していましたが、【いじめ問題にも弁護士を活用してほしい】という思いから、商品名を「いじめ保険」にリニューアルを行うこととなりました。

いじめ保険の補償内容は上記のほかに、「弁護士直通ダイヤル」「損害賠償請求」の際の手続きサポートなどがあり、大変で難しそうなイメージを持ちやすい各種手続きが、ワンストップでオーダーできる内容となっています。

またいじめ保険はいじめの被害側の立場だけではなく、「わが子が加害者になってしまった場合」にも備えておくことができる保険でもあるのです。

相手の子供に怪我を負わせてしまった場合、所有物を壊してしまった場合などの損害賠償の補償(上限有)に加え、相手先とのやり取りに付随して起こり得る当事者同士の様々なトラブルに対応できる内容となっています。

・よその子どもにケガを負わせたとき
・よその子どもからケガを負わされたとき
・他人の物を壊してしまったとき
・不平等な誓約書を強要されたとき
・職場でのセクハラ
・親権や養育費争い(離婚トラブル)
・騒音や嫌がらせなどの近隣トラブル

このように様々な補償内容のある「いじめ保険」であるのですが、以下のように補償対象外となるケースもあるので加入時の注意が必要になることもあるので要注意です。

補償対象外となる内容は、
1.既に起きているトラブルは対象外となる→保険加入前に発生しているトラブルは、本保険の対象外となる。
2.補償開始時期の確認→トラブルの内容によって、保障が開始される時期が異なるため、契約時にはしっかりとチェックが必要である。
※偶発的なものを除く一般的なトラブルは加入開始から3か月後に補償開始となる。

契約が母親だとお得!!

いじめ保険は、契約者を母親にすることで、子どものトラブルだけでなく近隣トラブルや会社でのハラスメントまで幅広く使えるという保証までついてきます!
「弁護士は高くて頼めない!」「弁護士に相談するほどでも・・・」と思っていた人でも保険に付随しているものですから気軽に相談できるのも嬉しいです。
子どものトラブルについては、母親が契約することで、こどもが何人いても全員が保険対象となるので生命保険のように一人ずつかけなくてもよいのが良いですね。
補償される場合の事例が多いので、備えておくと安心です!

いじめ保険の加入方法

「いじめ保険」(正式名称「弁護士保険コモン」)はいくつかの加入条件を満たせば、加入が可能となります。

加入はエール少額短期保険の公式ホームページから行うことができます。
エール少額短期保険

いじめ保険加入条件

1.契約者の年齢が18歳以上
2.加入前のトラブルは補償対象外
3.加入者情報の審査有り

いじめ保険プランと保険料

加入にあたっては、3つのプラン(ステイタス・レギュラー・ライト)から選ぶことができます。
※特約を付与することで月々の保険料を安くすることができるます。

◆ライト 月額 1,100円(年払13,900円)
年間30万円の補償がつきます。
お手頃価格でイザというときのために備えておきたい、という人に向いたプランです。

◆レギュラー 月額 2,200円(年払26,000円)
年間200万円まで補償。

◆ステイタス 月額 5,500円(年払60,200円)
年間500万円まで補償されます。

いずれのプランも加入後は原則3か月間の待機期間があるので、その期間内にトラブルが発生した場合は保障を受けることはできません。
偶発的に発生した事故等は加入の翌月から補償が受けられるケースもあります。
また実際に発生した弁護士費用については、全額補償となるわけではありません。
あくまで一部の補助であるため、プランに応じた補償内容をよく検討する必要があると思われます。

「いじめ保険」は発売されて間もない商品であるし、認知度もまだまだ低い保険です。
現地点での加入者は少ないようですが、昨今のいじめ問題を受け、主に小学校入学前の保護者等から注目を集めています。

またライトプランだと月額1,100円と安価で加入が可能なため、少額で万が一のトラブルに備えることができます。

いじめ保険の補償内容や加入方法!保険料はいくら?まとめ

いじめに備えられる「いじめ保険」はこどものいじめだけでなく家族のトラブルまで弁護士に相談できる、備えておくと力強い保険と感じます。
実際、いじめ問題は学校の中だけではハッキリしない部分が出てきそうなので(個人的に思うだけですが・・・)中立的な弁護士に介入してもらうことで納得のいく結果が得られたらいいかもしれません。

子供のいじめ問題は、毎年発生件数が増加傾向にあるという現実。
平成28年度から29年度にかけては約90,000件の増加が確認されているそうです。
知らない間にこども間のいじめが進行し、気付いた時には関係修復が困難になっているケースも多いようです。

一方で被害者側がいじめを先生や保護者に訴えても、学校や加害者側がいじめを認めない、などといった理由によりいじめを立件できるケースも少なく、状況証拠の収集も個人的にするとなるとなかなか困難であるのは否めません。
その考えると、このような「気軽に弁護士に相談できる」などのサービスの登場によって、いじめ問題を得意としている弁護士から適切なアドバイスを受けることができ、集めた証拠をもとに学校や加害者に対して損害賠償請求・慰謝料請求などを行うことができるのは決して悪いものではないのかもしれません。